【保存版】バブルディップ220F AR-Cフラッシュブースト(シマノ)徹底レビュー
「ポッパーの使い方を知りたい」
「マグロキャスティングで大流行しているバブルディップについて詳しく知りたい」
「バブルディップ220Fって他のルアーとどこが違って、どんな特長があるのか知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
どうも、キャスティング・ジギングを趣味でやっている、漁師morioです。
発売以来、マグロキャスティングゲームにおいて爆発的な人気を得ているシマノ社の「バブルディップ220F AR-Cフラッシュブースト」。
今回は、発売後、品薄状態が続く大人気なルアー「バブルディップ220F フラッシュブースト」のレビュー記事を書いていきたいと思います。
この記事では、バブルディップ220Fの比較画像や製品特長の紹介はもちろん、バブルディップ220Fの使い方を紹介していきます。
あなたの心に残るマグロキャッチの一助となれば幸いです。
それではいってみましょう。
(シマノ)バブルディップ220F フラッシュブースト インプレッション
商品パッケージ
パッケージに入った状態です。
ルアーサイズが220mmあるので箱に入った状態でもインパクトありますね。
バブルディップ220Fの特長
細かな泡を発生させるバブルチャンバー。カタクチイワシが逃げ惑う際に水中に落とすウロコのキラキラをイミテート。
出典:シマノ
フラッシュブースト搭載によりマグロ狙いに進化したルアー
ヒラマサ用として開発したスリムポッパーのバブルディップは、マグロ狙いにも効果を発揮。確実に泡を作り出す構造のバブルチャンバーに加え、マグロ狙いに実績の高いフラッシュブーストを搭載。日本だけでなく、世界のビッグゲームを見据えて進化させています。
出典:シマノ
バブルディップ220FはPE10号でも遠投可能な設計
トリプルフックを使用する場合は#4/0を想定。スプリング式重心移動のAR-C重心移動システムを搭載し、PE10号でも飛距離が出せるセッティングを狙って設計しています。また、ヒラマサやGT狙いのシングルフックに対応するため、シングルフック用アイをフロント側にセッティング。狙いのアクションに応じて1本5~8gのシングルフックで調整してください。
出典:シマノ
バブルディップ220F フラッシュブーストの使い方
バブルディップ180&220はポッパータイプのルアーになるのですが、このポッパータイプの一番の使いどころは、シャロー帯よりも深場になります。
ポッパーの強みは深場のポイントで深めにいる魚を、ポッピングの泡と音でアピールし、魚を水面近くまで上げてくることにあります。
ポッパーは泡や音によって魚のスイッチを入れることのできる特殊なルアーなんですね。
さらに波が高いときなどのラフウォーターでも強烈なアピール力で魚を寄せることができます。
さて、次はアクション方法について解説していきましょう
ショートジャーク
ロッドを鋭く横にシャクるアクションで、連続的に泡や音でアピールすることができます。
ショートジャークのキモは、連続的にアクションしたあとに、泡の中にルアーをステイさせておくことです。
イメージとしては、小魚が襲われるナブラを演出したあとに、取り残された獲物が泡の中に漂っているという感じですね。
ロングジャーク
ロッドを長く横に煽るアクションで、ルアーをグルグルグルっと引かせて強烈にアピールすることができます。
ロングジャークの特長は、アピール力が絶大なので、集魚効果が高いという点。
グルグルグルとルアーを引いた後に、少し長めにステイさせて魚を寄せるのもとても有効な一手です。
フラッシュブースト
バブルディップ220F フラッシュブーストの最大の特長は、泡や音でアピールするのにプラスして、水中に潜っているあいだにフラッシュブースト機構のキラキラでさらにアピールすることができるところです。
これらの複合技はマグロはもちろん、ヒラマサ、ブリなどのフィッシュイーターにはとても有効で、「バブルディップ220F フラッシュブースト」はまさに鬼に金棒と言えますね!
バブルディップ220Fのスペック
- サイズー220mm
- 自重ー93g
- タイプーフローティング
- スプリットリングーヘビークラス200lb
- 標準フックーなし
- 推奨フックー#4/0
- 定価ー4000円(税別)
バブルディップ220F フラッシュブーストを他社ポッパーと比較してみた
ここからは実際にバブルディップ220Fを使って、他社製のポッパーと比較してみたいと思います。
今回比較したルアーはバブルディップ220Fとほぼ同サイズである、マリア社の「ダックダイブF230」になります。
さてこの2つのルアーにはどのような違いがあるのでしょうか。
ダックダイブ F230との比較
同じポッパータイプであり、ほぼ同サイズですが、横から比べるとルアーのリア部分の形状が大きく異なることがわかります。
バブルディップはオーソドックスな尻すぼみ型をしていますが、ダックダイブのほうは、中間からリア側に重心を持ってくるような形となっていますね。
上下からルアーを見比べると違いは顕著にでますね。
ダックダイブはフロント側がスリムな形状であり、リア側がファットな形となっています。
このダックダイブの特徴的な形は、飛距離アップを追求したもので、キャストの際には後方重心となるように設計されているんです。
さらに空気抵抗を抑えたスリムボディ形状と相まって、従来のポッパーを凌駕するアプローチ能力を実現しています。
対して、バブルディップにはシマノが誇る「AR-C重心移動システム」が搭載されていますので、オーソドックスな形ながらPE10号でも飛距離が稼げる設計となっています。
ポッパーのカップ部もそれぞれに違っています。
ダックダイブのカップ部は縦に細長い形をしています。これは過度なアピールを抑え、引き抵抗の軽減も狙った形状です。アングラー側の負担が少なくなることにより、長時間の釣りでも疲労を感じにくくなる利点もありますね。
バブルディップの最大の特長、バブルチャンバーは細かな泡を作りだすことが可能となっていて、カタクチイワシが逃げ惑う際に水中に落とすウロコのキラキラをイミテートすることが可能となっています。
泡のキラキラとフラッシュブーストのキラキラの合わせ技は、もはや反則技ですよね(笑)
バブルディップ220Fによるジャーク
バブルディップ220Fの強み
ポッパーなどのトップウォーター系ルアーの最大の強みは、魚から見切られにくいところ。
ミノーやシンキングペンシル、メタルジグなどは水面下を泳いでいるので魚からはよく観察できる環境下にあります。
目の良い魚や頭の良い大型個体はルアーをよく観察していて、ルアーであることを見抜くので、釣り人の技量ひとつでバイトに至らせるのは至難の業です。
ですが、トップというのは水面上を泳ぎ続けます。
ルアーが泳いでいるときには水シブキや泡が発生し続け、静止させれば水面の乱反射が発生する。
魚にとってはもっとも視認しずらい場所にあると言えます。
「バブルディップ220Fフラッシュブースト」の場合、バブルチャンバーによる細かい泡の発生、フラッシュブーストの止まっていてもキラキラし続ける性能が相まって、もっとも魚に見切られにくい唯一無二のルアーに仕上がっているといえますね。
How to バブルディップ220F フラッシュブースト
田代誠一郎氏によるバブルディップ解説動画です。
この動画を見ればポッパーとはどのようなものなのか、安易にイメージすることができますね。
まとめ
バブルディップ220F AR-Cフラッシュブースト 徹底レビュー
いかがでしたでしょうか。
ここ数年、マグロキャスティングゲームは人気を集めています。
釣って楽しい、食って美味しい!
誰もが夢中になるはずですよね(笑)
バブルディップ220Fは品薄状態でなかなか手に入れることは難しいですが、もし使用する時にこの記事が参考になったのなら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
バブルディップ220F×津軽海峡クロマグロタックルセッティング
まとめのあとに、鈴木斉氏のクロマグロタックルセッティングをご紹介しておきます。ご参考にどうぞ。
ロッド:オシアプラッガーBG FLEX ENERGY S710XH
リール:ステラSW 18000HG
ライン:オシア8 8号
リーダー:ナイロン150lb