ショアジギング

21ツインパワーSW&グラップラータイプC80Mで10キロのヒラマサとガチファイト!真冬の五島福江島ロックショア釣行

瀬渡し船天水
morio

 

morio
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どうも!morioです。
今回は、久しぶりに自身の釣行記をアップしたいと思います笑

1月中旬、寒波が入りかけの天気が下り坂の中、単独でロックショア修行に行ってきました。

今回は釣りはもちろんなのですが、タックルのセッティングも煮詰めたいという目標がありました。

当日、沖磯に持ち込んだタックルは1セットのみ。

グラップラータイプC 80M

ツインパワーSW14000XG

沖磯からのショアキャスティングなのですが、バチバチのオフショアタックルです。

なぜこのタックルなのか?

それは、、、深い考察などはないのです(笑)

ただオフショアキャスティングロッドのグラップラータイプC 80Mが自分にとって中途半端すぎて使いどころがわからず、購入して2年程経つものの数回しか使わずお蔵入りになっていたので、使いどころを見いだしたいなと思い至ったということです。

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グラップラータイプCについて

比較対象のロッド

グラップラータイプCシリーズでは

  • S80M
  •  
  • S82H
  •  
  • S82XH

の3本を所有しているのですが、オフショアキャスティングでメインで使っているのはS82H

オフショアでの大マサ狙い、又はマグロキャスティングをする際にはS82XHを使っています。

そしてS80Mですが、購入当初は150mmサイズ前後のルアーをメインで使うことを想定していました。

ですが、実際に使ってみると、なんとまぁしっくりこない(笑)

150mmサイズ前後のルアーは確かにキャストもしやすいし、アクションも付けやすいんです。だけどなんか身体に馴染まないという感じ。

ロッドの自重が

  • S80Mは256グラム
  •  
  • S82Hは365グラム

この100gの差でロッドの個性がまったく変わるということに気がつきました。

シマノカタログの参考スペック値を見ると似たり寄ったりのように感じたのですが、実際に使ってみるとまったくの別物でした。

グラップラータイプC80Mの第一印象

morio
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簡単にグラップラータイプC 80Mの個人的使用感を表現すると、中途半端に軽い!そして予想以上に柔らかい。

軽い+柔らかいがゆえにS82Hとのキャスト感覚が全然違います。S82HがバキッとしたロッドなのでS80Mはそれを若干マイルドにした程度かと勝手に思っていたのですが違いましたね。

これは実際にリールとルアーを乗せてキャストしてみないことにはわかりづらい感覚だと思います。

グラップラータイプC80Mに合うリールサイズはどれなのか?

さらにこのロッドのわかりづらい点はリールのサイズ選択!

シマノカタログによる適合リールサイズは5000〜14000番となっていますが、5000・6000番のボディサイズと8000番からのボディサイズは大きく違います。

グラップラータイプC 80Mとのバランスから見るとシマノのSW機の場合、5000・6000番サイズがちょうど良さそうなのですが、オフショアキャスティングをメインで考えると8000番サイズが使いたい。

だけどリールが重くなるので、タックルの重心が若干リール寄りになってしまいしっくりこない、というジレンマに陥いるのです。

フィッシングスタイル、ジギングリール

このグラップラータイプC 80Mに合わせるリール選びについては、皆さん悩まれているようで、ほうぼうのブログで6000番サイズか8000番サイズを合わせるのか考察されていますね。

わからんなら、とにかく使い込んでみよう!

頭で考えても答えは出ないので、今回、沖磯釣行のタイミングでグラップラータイプC 80Mを使い込んでみることにしたのです。

使い慣れたロッドも一緒に持ち込むと気が変わってしまいやすいので、1タックルのみという縛りルールです。

リール選びについては、とりあえず8000番ボディサイズのものをセッティングしたかったので、あまり深く考えることもなく、手元にあった「21ツインパワーSW14000XG」を取り付けたという程度です(笑)

21ツインパワーSW

寒波到来!真冬の五島・福江島ロックショア釣行

1月中旬(小潮)

五島列島瀬渡し船天水

「瀬渡し船天水」にて、福江港から30分ほど走り沖磯へ。

朝から風が強く、波も高めで、風がモロに当たる面では釣りにならない状況。

風と波が少し避けれるポイントに入りララペン150Fで釣り開始。

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グラップラータイプC 80Mでキャストするにはちょうど良いサイズで気持ち良くキャストできます。

このロッドは全体的に張りが強いわけではないので150mmクラスのダイビングペンシルのアクションはすごく付けやすいのですが、この日は風と波が結構あったのでタイミングを間違えるとルアーが水面を割って飛んでしまい苦戦。

ラインスラックが出過ぎないように調整し、優しくアクションを入れて誘い続けるも反応は出ず。

次に、アピール力と水の掴みを良くするためにダックダイブF190にチェンジ。

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良い感じにアクションの強弱がつけれるので誘い続けてみるも反応が出ない。

しばらくはトップのみで攻め続けるも反応なし。

波気が強めにあるので安定して誘い続けれるミノー「ショアラインシャイナーZ LH150F-HD」にチェンジ。

 

グラップラータイプC 80Mとミノーの相性はすごく良いですね。

ロッドがしなるので軽いミノーでもロッドに重みを乗せてキャストできますし、ミノーのアクションを活かすことができてると感じます。

ブランクスの追従性が良いので魚のバイトを弾きにくいという特性も良いポイントですね。

ミノーにチェンジしてから、ロングキャストからの高速巻きで投げ続けていると、ついにバイトが!

大型ヒラマサVSグラップラータイプC&21ツインパワーSW

ミノーを高速で巻き続け、手前15mくらいの位置に入ったときにルアーをひったくるような強烈なバイト。

ヒラスズキが出るようなポイントだったので一瞬ヒラスズキかと思うも、サイズ感と重量感が違いすぎる。

ヒラマサだ!

予想以上にデカい魚で抜きあげは不可能。

タックルセッティング&タックルの使用感ばかり気にして釣りをしていたので、タモなど持ってきてもなく、慌ててランディングポイントを探す。

瀬際で掛けていることもあり、魚に走られるとやっかいなので、瀬ズレ&ラインブレイクを覚悟し、ロッドをブチ曲げて魚を強引に誘導。

リールはツインパワーSW14000番なので剛性で負けることはない。

この時、ファイトに全集中しているのでロッドがグラップラータイプCのS80Mであるということはまったく頭になし。

オフショアでグラップラータイプC 82Hを使い、魚を掛けたとき同様、ラインを出さずに渾身のリフトをおこなう。

82Hよりも1ランク〜2ランクパワーが落ちるS80Mでよくもあんな大マサを浮かせることができたなと思いますね。

8フィート(S80M)という長さは、一般的なショアキャスティングロッドと比べるとけっこう短いんですが、巨大魚相手や瀬際での攻防ではかなり有利に働きます!

タックルに重心を乗せたままで魚のコントロールがしやすいんですね。さらに、短いので魚に走るスキを与えにくいというのも良いポイントです。

 

グラップラータイプC S80Mの想像以上のバットパワーとツインパワーSW14000XGの剛性の高さをフル活用し、かつ、運もあって無事に魚をズリ上げてランディング成功!

 

メーターオーバーヒラマサ

 

【ヒラマサ・110cm・10kg】

 

メーターオーバーヒラマサ

10キロヒラマサ

メーターオーバーヒラマサ

 

 

morio
morio
今年のロックショア1発目は重量感のあるモンスターヒラマサでした!

 

※ドラグガチロックでファイト中に足を滑らせて転倒。両足を強打して怪我してしまったので、この後は釣りをせずに早上がりとしました。

皆様も釣り中の怪我には十分気をつけてください!

 

 

まとめ

グラップラータイプC 80Mを一日、沖磯ロックショアで使ってみて

21ツインパワーSW14000XGをセッティングすると、やはりバランスが若干リール寄りになり持ち重りを感じたものの、実際に1タックルのみで釣りをしていると、ほとんど気にならなかったというのが率直な意見です。

まぁ釣り場に立つと、魚をどうやって釣ろうかということに頭をフル活用するので細かいことについては忘れてしまうというのもありますけど(笑)

 

今回得られたグラップラータイプC 80Mの要点をまとめると

  • 130〜190mm・30~60gくらいのルアーを気持ち良くキャストできる
  •  
  • ロッドが柔軟なのでルアーアクションをつけやすい
  •  
  • ミノーとの相性はかなり良い
  •  
  • 10kgの魚をリフトできる
  •  
  • 瀬際の攻防では魚をコントロールしやすい
  •  
  • 21ツインパワーSW14000XGとPE6号の負荷に耐えられたロッド強度(推奨はしません)

という感じで良いポイントは多かったです。

 

ただ最初から言っているとおり、タックルバランスとの折り合いがつけにくい中途半端な部分もやはりあります。

ロッドとリールとのベストバランスはシマノ製の5000~6000番ボディサイズです!

 

ヒラマサキャスティングなどで8000番ボディサイズが使いたい場面では、タックルバランスを妥協して身体を馴染ませていけばいいと思います。
(過酷な条件の多いロックショアゲームで10kgのヒラマサ相手にロッドをブチ曲げてファイトしていますのでロッド強度は十分にあります!)

 

おわりに

メーカーのカタログスペック値は重要な指標なのですが、ロッドは実際に釣り場で使ってみないとわからない事が多々あります。

比較はできても特性はわかりづらい。

今回の記事がグラップラータイプC 80Mを検討されている方の参考に少しでもなれれば幸いです。

ありがとうございました。

 

瀬渡し船天水

ロックショアゲーム案内にも力を入れている福江港から一番近い場所にある瀬渡し船「天水」です!
ぜひ一度ホームページもチェックしてみてください。↓↓

五島列島瀬渡し船天水

【morio’S  TACKLE

(使用タックル)

  • ロッド シマノ グラップラータイプC 80M 
  • リール シマノ 21ツインパワーSW 14000XG
  • ライン アバニキャスティングx8 PE 6号
  • リーダー バリバス  ショックリーダー  オーシャンレコード  120LB

ルアー

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ABOUT ME
morio
福岡県から五島市に移住して、離島の静けさやキレイな海、活き活きとした魚達に日々触れて、自分自身が五島列島の魅力を感じながら生きています。
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