(2020年秋版)五島漁師のエギング入門道場。秋のアオリイカを制してスキルアップする秘訣。
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意外と知らない女性の大物釣りを可能にしたカーボンロッドの実力|ロッドの種類・釣竿の材料
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はじめに
釣り好きの方なら、子供から大人まで…そして男女問わず釣り雑誌の写真を眺めながら
「いつかはこんな大物釣ってみたいな…」
「一度で良いからこんな大物釣ってみたいな…」
と心を躍らせてみた経験が一度はあるのではないでしょうか。
かつて大物釣りと言えば「このロッドは曲がるの…？」と疑いたくなる様な硬い極太のロッドに、全力取り込み主義と言わんばかりの強引なアワセ、強引な巻き上げで大物を仕留めていくスタイルが主流とされていました。
その為、ベースになるのがスキルではなく、”体力ありきでの勝負”が前提になってしまい、女性からは一歩距離を置いた、踏み込みにくい釣りの世界とされていました。
しかし、そんな不可能とも思われた女性の大物釣りを可能にしたロッドが『カーボンロッド』です。
最後に注意書きもしますが、カーボンロッドの誕生により女性のみならず多くの方の釣り幅が劇的に変化したと言えます。
Contents
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女性の大物釣りを可能にしたカーボンロッドの実力
1.ロッドの種類とは
ロッドと言っても、実は材質は多岐に分かれており、
- 今回紹介するカーボンロッド
- ガラス繊維から作るグラスロッド
- ホウ素の繊維を使用したボロンロッド
- 竹を主材としたバンブーロッドがあります。
勿論全ての材質にそれぞれの良さがありますが、今回は省略します。
その中でも自分の体力・釣りのスタイル・スキルに合わせて選ぶことが出来るのが、カーボン素材を使用したロッドです。
釣りものにもよりますが、安価なものだと数千円程度から手に入れることが出来ます。
2.カーボンロッドとは？
近年主流となってきた材質で、カーボン素材特有の独特な反発力を利用して魚を釣りあげることが出来ます。
また、ロッド自体が非常に軽量で、取り回ししやすい為、少々魚とのファイト時間が長くなった場合でも、疲れにくいのも魅力です。
3.カーボンロッドの特性を活かした釣り方
3-1.ルアーやエギ等(以下、疑似餌)の場合
カーボンロッド特有の反発力を活かして、疑似餌に命を吹き込むアクションが可能です。
昔ながらの硬いロッドの場合、アクションをかけると疑似餌が跳ねてしまい、魚に警戒されてしまいますが、カーボンロッドの反発を利用してより自然なアクションが可能となります。
3-2.エサ釣りの場合
基本的に従来の釣り方と大差はありませんが、一番の大きな違いはアタリの場面です。
ロッドに反発力があるのは前述で何度も説明した為、説明不要かと思いますが、魚がエサを捕食する際に、ロッドが食い込みを吸収することで魚が違和感なく食べることが出来、向こうアワセでも逃げられるリスクがかなり低減されます。
3-3.カーボンロッドでの魚との格闘（ファイト）
なんと言っても、カーボンロッドの一番の魅力でもあるその反発力を利用して、魚との格闘を優位に進めることが出来ます。
冒頭の大物釣りスタイルとは一線を画しており、まさに『柔よく剛を制す』の言葉がよく似合うスタイルです。
ロッドを立てるだけで、その反発力で徐々に魚が浮かび上がり、キャッチ率が格段に向上します。
4.カーボンロッドの注意事項
4-1.雷注意
カーボンロッドには必ず、『雷注意』のラベルが貼られています。
ロッドは基本手に自分の背丈よりも高い場合がほとんどだと思いますので、どんなに魚が釣れている場合であっても、少しでも雷鳴が聞こえた場合は、ロッドは手に取らずその場から避難して下さい。
4-2.資本はカラダ
どんなに体力自慢の男性でも、大物との格闘で怪我(腰や背中が痛めるなど)をしてしまっては元も子もありません。
せっかく元気な体で釣行に出たのに、帰ってくる時は怪我をしていた…なんてことがない様に「自分は大丈夫」と過信せずに臨みましょう。
さいごに
カーボンロッドについての情報は伝わりましたでしょうか？
自分の目指す釣りのスタイルや目標は、三者三様に別れていることかと思いますが、目指すところ(釣りを楽しむ)は皆同じだと思います。
より良い釣りライフを満喫する為にも、多くのロッドを実際に手に取り、感じてみて『究極の一本』を手に入れてみてはいかがでしょうか。
そうすれば今よりも一層マイロッドへの愛着が増すことでしょう。
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