自己記録更新!五島列島福江島12月の沖磯で秋マサ攻略・大型ヒラマサを狙ったショアジギング釣行記
前回は梅雨明け前のタイミングで夏マサチャレンジの記事を書かせていただきましたが大型のヒラマサを目の前で取り逃がしてしまい、悔しい結果となりました。
その後、取り逃がしたヒラマサにリベンジするため、私の中では初夏と同じくらい期待が持てる秋のヒラマサを狙ってきました。
今回の釣行でも、五島列島福江島の瀬渡し船「天水」さんにお世話になりました。
船長は瀬渡し業と並行して漁師もされており、周辺の海を知り尽くした方です。
また、生粋の釣り師でもあり、釣り方に応じて最適なポイントに案内してくれます。
遠征期間中は北西の風が吹き荒れ、乗れる磯も限られる状況でしたので、風を避けられる磯へ渡して頂きました。
果たしてオオマサにリベンジすることはできるのか…。どうか最後までお付き合いください!
五島列島・福江島12月の沖磯で秋マサ攻略!!
Day①(12月上旬・中潮)
6時頃に福江港を出船し、港から30分程度走らせた南部の沖磯に渡礁しました。比較的広めの磯で、北西風の影響もあり薄くサラシが出ており、ヒラスズキも狙えそうな状況です。
干潮前後しか渡れない東側の釣り座から始めます。空は曇っており海面も風で適度に波っ気がありいい感じです。
まずは朝イチ、ヒラスズキを狙いたい気持ちをグッと抑えて青物狙いからスタートです。19センチのダイビングペンシル(mariaラピード190)で状況を探っていきます。
海面が波っ気立っていたのでできるだけロッドを下げて海中にルアーを入れるように操作していきます。
投げ始めて20分ぐらい経った頃、突然水面がド派手に爆発!!
来た!デカい!!
重みが乗ってフッキングを入れると、凄まじいパワーでコルトスナイパーXR 98XHがブチ曲がります!
竿を曲げながら、隙あらば巻く!を繰り返してできるだけ魚に潜られないようにやり取りしていきます。
(エクストラヘビーのこのロッドは巨大魚と対峙した時に最大にアドバンテージを発揮してくれますね)
しかし、魚も賢いので磯の先端に回り込もうと走り出します。
「そっちに走られるとマズイ!」
対処のため、魚を追って先端まで走ります。途中ラインを擦られている感覚があり、内心ヒヤヒヤでしたが何とか間に合い体制を立て直して反撃開始!
全力で浮かせに掛かります。
(引きの強い魚との引っ張り合いで多少強引に巻いて寄せてくるために、私はパワーギアタイプのリール(ツインパワー14000PG)を使っているのですが、今回もいい仕事をしてくれました)
魚も観念したのか海中から魚体が姿を現します。
「おお、でけえ!!」
上がってきたのは自己新記録級のヒラマサでした!!
魚を予め見当をつけていたランディングポイントに誘導し、フィッシュグリップで確保!
「ヨッシャーー!!獲った!」
思わず磯で吠えてしまいました(笑)
実測103センチ・10kg超えのナイスなヒラマサでした!
前回の悔しさを晴らすことができて本当に良かったです!
今回のMVPヒットルアー↓↓
その後、魚の血抜きをして潮だまりに放り込んだので釣りを再開します。
朝イチの立ち位置が波を被ってきたので、少し後ろのポイントからキャストしていきます。
すると同じルアーに「ザフォ!!」とルアーの側面からバイト!こいつもデカい!しかしミスバイト…。
背ビレの大きさからすると先程釣り上げたサイズと同じくらいはありそうです!
今日はトップに反応が良く、サイズのいい魚が回っていると感じたので
- PE6号
- リーダー120ポンド
のタックルから糸の太さを落とさずにキャストを続けます。
その後反応が得られなくなってきたので釣り座を西側に移動しました。
水深が浅く、左側に根が入っているポイントでしたので、根の右横にダイビングペンシルをキャストして引いてきます、3投目…。
ボシュ! 出た!!
が、乗らず!
後ろにも3匹程度ワラワラとルアーにまとわりつく様子が見えたので短くテンポの速いジャークで追い食いを誘うとヒット!
引きはそれほど強くなかったので素早くロッドを立てて一気に勝負を決めます。
70センチ、4〜5キロ程のヒラマサでした!
青物がひと段落したのでサラシ打ちでヒラスズキを狙ってみますが、不発でした。
ベイトが見られなかったこと、今年は水温が高く、まだ魚が浅場に入ってきていないのではないかと感じました。
あとは私の腕前が足りないこともあります(笑)
この沖磯一帯はヒラスズキの魚影もめっぽう濃いので、冬のシーズンに来ても面白そうですね。
11時に瀬替わりさせて頂きました。
瀬替わりしてきたポイントは、フルキャストして水深15メートル程度ありそうです。
下げ潮のタイミングをメタルジグメインで、プラグも織り交ぜながら回遊魚を狙っていきます。
カツオ系も多いとの話でしたのでスピンテールジグも時折投げてみます。
しかし、釣れそうな雰囲気と対照的に、魚からの反応は得られないまま残念ながら回収時刻となってしまいました。
海底は岩礁が多く、水温が高い時期は根魚やタマンなどを狙うのも面白そうだなと感じる磯でした。
今度乗る機会があれば、上げ潮の状況も見てみたいと思います。
2日目に続きます↓↓
五島列島・福江島12月の秋マサ攻略二日目釣行記
Day②(12月上旬・中潮)
この日も福江港から南に走り、昨日の朝に乗った沖磯に渡礁しました。
風は相変わらず残っていますが、追い風なので特に気になりません。後ろからの波と不意の突風には気を付けて釣りします。
朝イチは、昨日反応が良かったダイビングペンシルを投げ込んでいきます。
しかし、干潮ということもあり、朝マズメの時合は昨日のように潮が動いてくれず反応を得られません。
ジグも試してみますが、底潮も効いている感じがしませんでした。
昨日ヒラマサがついていた根の周辺も狙っていきますが、ここも不発でした。
釣れないまま11時になり、これはマズイ…。と思ったのですが、下げの流れで状況が良くなってくれることを祈って今のうちに少し休憩しておきます。
(うたた寝している間にカラスが私のバッカンのチャックを開けて中のパンを食べられました…。カラスの賢さには驚かされます(泣))
下げ潮が入ってきたタイミングで釣りを再開します。
瀬の近くをかすめるような流れが入ってきており状況はいい感じです。表層には時折小さなダツの姿が確認できます。
100グラム前後のメタルジグを通していると底潮もいい感じで効いていることが分かりました。
これは釣れるぞ…。と内心感じていたところ、モヤっと違和感が出てすぐにガツン!と当たりが出ました。
引きはそこまで強くないので一気に上げてくると
ネリゴ確変突入!
コンスタントに40センチ前後のサイズが釣れます。もう少しサイズが伸びてくれれば言うこと無しなんですが…。
九州の沖磯では、ネリゴがバタバタと釣れるタイミングに他の回遊魚が混じって釣れることが結構あるので、いつヒラマサが食ってきてもいいようにドラグは締め気味にしておき、さらにランディングする場所も確認しておきます。
しかし、期待とは裏腹にヒラマサがルアーに食ってくることはありませんでした。回遊魚は運の要素も強いので釣れないときは仕方ないですね…。
回収の20分前までネリゴに遊んでもらい、合計7匹の釣果でした。
釣れている途中で帰るのは名残り惜しいですが、少し名残り惜しいくらいがまた来ようと思えて良いのかもしれませんね。
(瀬渡し船・天水、回収の様子です)
今回の釣行では終始北西風が吹いている中での釣りとなりましたが、私の中で目標の1つにしていたメーターオーバーのヒラマサを釣り上げることができました!
今後は15キロ以上を磯で仕留めることを目標にして五島を訪れたいと思います!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
今回、お世話になったのは福江港から一番近い場所にある瀬渡し船「天水」です!
ぜひ一度ホームページもチェックしてみてください。↓↓
【syo’S TACKLE】
(青物用ヘビータックル)
- ロッド シマノ コルトスナイパーXR 98XH
- リール シマノ ツインパワーSW 14000PG
- ライン サンライン モンスターバトルPE 6号
- リーダー バリバス ショックリーダー オーシャンレコード 120LB
ルアー
syo’s article.