ヒラスズキ漁師的、リールのメンテナンス方法
リールのメンテナンス
日々の手入れ
ほぼ毎日のように釣りをしている場合、日々の手入れは、濡れたタオルなどで拭くくらいでいいでしょう。
私の場合は、水に付けたタオルを強く絞らずにびちょびちょの状態のまま拭き、その後に硬く絞ったタオルで水分を拭き取るようにしています。
使用後、一週間以上リールを使わない場合は、流水で洗っておいたほうがいいと思います。
リールを洗う際の注意点
丸洗いOKのリールでも、流水で流す程度ならいいのですが、長時間水につけ込むようなことは避けてください。
また、リールを洗い流す場合は常温の水を使用し、温水で流さないようにしてください。
温水を使用するとリール内部のオイルやグリスが流れてしまうこともあり、リールが傷みやすくなります。
グリスアップをする
グリスをリール側面の注入穴から入れる場合は少量だけにすることがキモです。
ボディからはみ出すほど入れると、内部のベアリングなど、本来グリスアップしてはいけない所にまで届いてしまい、巻き心地が重くなります。
また、ギアに油を注入してしまうと、高速回転するうちに油が焼けてギアが摩耗する原因になります。
リール分解の注意点
リールを分解してメンテナンスすることも可能なのですが、注意しておかなければならないのは、ボディのネジに加える力は実は規定値が決まっているということです。
規定値よりも強く締めすぎるとボディが歪む原因になります。すると、ギアの噛み合わせが悪くなり、巻き心地が悪化します。
高級リールを使用している場合は年に一回はメーカーにオーバーホールを出したほうが良さそうです。
まとめ
海で釣りをする場合、リール使用後のメンテナンスは必要不可欠!
釣行後は、まめに濡れタオルで拭き、白い塩の結晶をきちんと除去することが大切です。
リールは値段が高い物のほうが良い!というわけではないんです。
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