【23年版】超オールラウンダー!16ブラックマックス3実釣レビュー&インプレ|BLACKMAX4より良い⁈
釣り歴は約10年程でバスから始まりリバーシーバスを経由して現在はライトソルトゲームをメインとしています。
まず、「BLACKMAX3」はアブガルシアから発売されていた元々ブラックバス用のベイトリールです。
初心者向けに作られていて、低価格なこともあり、初めてのベイトリールはBLACKMAXという人も多かったと思います。
「BLACKMAX3」は低価格帯のベイトリールながら
バス、シーバス、トラウト、ライトソルトゲーム、ロックフィッシュなど、
何でも出来てしまいます。
現在では後継機となる「21BLACKMAX4」も発売されていますが、
わたしは断然「BLACKMAX3」をおすすめします!!
超オールラウンダー!16BLACKMAX3インプレ
◆BLACKMAX3の簡易スペック
- ギア比 6.4:1 (最大巻きとり長さ66cm)
- 最大ドラグ 6kg
- スプール径 33mm (単品重量約18g、0.31㎜/14lbが約130m、PEだと1.5が約200m)
- ベアリング数 5個
- ブレーキ Magtrax (一般的に言うと固定マグネットブレーキ)
ブラックバスをやる方やベイトリールに詳しい方がスペックを見る限りではごく普通、もしくはやや物足りなく感じるのではないでしょうか。
現在のベイトリールではギア比が比較的高めに設定されていたり、スプール径が小さいものが増えています。
BLACKMAX3の簡易スペックをみると「大したことないのでは?」と思う人も多いと思います。
オススメポイントはいろいろあるのですが、
一番BLACKMAX3のここが凄いというポイントと、
そこを生かしたオススメの釣りを紹介していきます!
◆簡単にカスタムできる!
カスタムをすると愛着もわきますし、性能もグッとアップすることが多いですよね。
しかしながらカスタムがやりずらい機種だったり、メーカーの純正カスタムパーツはとても高いというのが現状です。
BLACKMAX3も純正カスタムパーツなどは余りないと思います。
ですが、BLACKMAX3には兄弟機があり、それらのパーツは全てではないもののハンドルやスプールなど流用ができます。
そして海外の社外フィネススプールなども格安で手に入り、ポン付けするだけでワンランク上のリールに変わるのです。
ベイトリールの一番簡単なカスタムで一番変化を感じられるのはスプールの交換です。
深溝に交換すれば糸巻き量を増やすことができ、ライン残量を気にすることなく遠投することができます。
また、浅溝の軽量スプールにすれば軽量ルアーを扱いやすくなります。
もともとのスプールは比較的糸巻き量も多く、重いスプールなので社外軽量スプールに変えるとびっくりするぐらい軽量ルアーが投げられるフィネスリールに変身しますよ!
▼ブラックマックス3・タックルセッティング
BLACKMAX3は、釣り方とカスタム次第でどんな釣りにも対応できます。
ここからは、ブラックマックス3を使用してのタックルセッティングをご紹介します。
ロッド
私がBLACKMAX3と、普段ライトソルトゲームで使用する際に組み合わせているロッドをご紹介します。
【アブガルシア】ソルティースタイルベイトフィネス6102ULT-KR
「ソルティースタイル6102ULT-KR」はアブガルシアからでているソルトゲームでのベイトフィネスロッドのコスパモデルです。
ハリがあるのでボトムも感知しやすく、フォール中の当たりも取りやすいです。
ベイトフィネスロッドとしては若干重量がある方なのですが、
BLACKMAX3が約200gくらいあるので逆にバランスが取れて、持ち重りせず疲れづらく感じています。
フィネススプールに交換
わたしは、海外メーカーのフィネススプールを組み合わせて使用しているのですが、
フィネススプールは単品で約9gと純正のスプールと比べると半分くらいの重量になります。
純正スプールでは、重いルアーを快適に飛ばすことが出来るのですが、
軽いルアーは7gくらいまでが限界です。
フィネススプールに変えると、1gの極小ルアーをキャストできる方もいるくらい変化します。
実用的なのは3g以上が使いやすく、3~7gがターゲット的にもメインになります。
マイクロジグでの釣りは7割はフォールでアタリがあります。
もともとフォール中のアタリはベイトタックルの方がとりやすいです。
そして簡単なカスタムでフィネスリールに化かすことができ、
樹脂ポディで塩にも強いので、BLACKMAX3はソルトライトゲーム初心者にもおすすめできるコスパ最強リールです!
▼16BLACKMAX3実釣レポート
おすすめのルアーゲーム
ターゲットはアジやメバル、カサゴなどがメインですがシーバスなどの大物も釣れます。
私がBLACKMAX3で釣り上げたことのある魚は
- バス
- シーバス
- 鯰
- トラウト
- メバル
- アジ
- アイナメ
- イナダ
- ショゴ
餌釣りも含めるとまだまだたくさんいます。
上記にあるように私が一番BLACKMAX3で行うのはマイクロジグでのライトソルトゲームです。
ライトソルトゲームでの良かった点をご紹介します。
◆良かった点1:フィネススプールとの相性
BLACKMAX3はベイトリールの中でも最低価格帯のリールです。
フィネスの釣りは繊細な為、スプールを交換したからといって成り立つものではありません。
低価格ながらスプールを交換するだけでライトソルトゲームを成立させられるのはBLACKMAX3の精度の高さからです。
本当にスプールを交換するだけで軽量ルアーが快適に扱えるようになるので、おすすめカスタムです。
ライトソルトゲームだけでなく軽量ルアーを扱えるようになると、
バスでのベイトフィネスやトラウトなどでも使えるようになります。
◆良かった点2:塩の耐性
BLACKMAX3のボディは樹脂です。
マイナスなイメージを持たれるかたも多いでしょう。
ですがソルトゲームにおいて塩による錆びは毎度悩まされるものです。
金属部分が少ないなかで、きちんと釣りを成立させる事ができることがまず素晴らしいのですが、
水で流してあげるだけで錆びないもしくは錆びずらいのはとてもありがたいのです。
また兄弟機も多いのでカスタム面以外にも予備パーツを手に入れやすいのもメリットです。
▼16BLACKMAX3の欠点
繰り返しになりますが、ブラックマックス3はどんなルアーフィッシングにも使用できます。
ただ、ライトショアジギングなどで、巻き取り長さがもっとほしい場面もあることにはあります。
ライトソルトゲームでも1g以下のジグ単などは流石に厳しいです。
専用機に比べるとどうしても劣る部分はあります。
そしてハイエンド機に比べるとどうしても重いです。
すごく重い訳ではないですが、本体が200g程度はあるので現在販売されている150gを下回る用なモデルに比べると重さは感じます。
▼こんな人におすすめ
- 一つのリールで何でもやりたい。
- カスタムが好きで、自分オリジナルのリールを作りたい人。
- まずは低価格でいろいろやってみてから専用機を購入したい。
なんて人にはぴったりではないでしょうか。
▼まとめ
バス用ながら少し手を加えてあげるだけで何でも出来てしまうそんなベイトリール。
コスパモデルだからこそいろいろ出来ることも多いでしょう。
新型の21BLACKMAX4も発売されていますが前モデルとはいえ勝るとも劣らない16BLACKMAX3。
私の無茶な要求も答えてくれるリールです。
まだまだ手に入るリールですので興味を持っていただけら一度手にとってみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。