車両運賃最安値!!フェリーさくらⅡ（五島汽船協業組合）乗船レポ

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フェリーさくらⅡ

長崎港ー福江港間で日に2便、貨物フェリーのフェリーさくらⅡが出ています。

長崎港から五島福江までは約3時間半の船旅となります。

五島汽船は野母商船や九州商船よりも運賃が安く設定されています。
そのため、福江に車を持っていきたい場合は五島汽船のフェリーさくらⅡが一番安上がりでオススメです。

ただし、フェリーさくらⅡは貨物フェリーであるため、野母商船の「太古」などの一般的なフェリーとは勝手が違うため注意が必要です。

フェリーさくらⅡ（五島汽船）利用時の注意点。

• 貨物フェリーのため、乗客室は必要最小限で広くはない（喫煙室あり）
• 航行時は自車の中で待機はできない
• ペットは甲板にあげることはできるが客室に入れることはできない
• 車両は台数制限があるため早めに予約しておく（乗船時の一ヵ月前から予約可能）
• 乗客定員が少ないため複数人で利用する場合、乗れない人が出てくることもある（定員12名）

フェリーさくらⅡ乗船レポ

乗船

乗船は船の後方からになります。
この時、車両はバックをして船内に入れることになりますので注意してください。船員さんが手招きとホイッスルで案内してくれますが、中は狭いので初めての場合、緊張します。

船内(客室)

客室は２階にあります。
デッキから中に入ると、一本通路が通っているだけの簡易的な船内です。

写真左側には手前から

1. 男女別のトイレ
2. ジュースの自販機が一台
3. 喫煙室

写真右側には３部屋の客室があります。

客室にはTV、枕、毛布が備え付けられています。

夏場はクーラーがガンガンに効いていて毛布を被っていないと寒いくらいです(笑)

船外（甲板）

甲板へは航行中でも出ることができます。

ただ、あまり広くないですし、イス等もないので、長く滞在するにはむいていません。

ペットはこのような状態で甲板で休ませることができます。

甲板は吹きっサラシなうえにエンジン音がうるさいので少しかわいそうに思えますが、船のエンジンの熱気で階下の車の中では40度近くになることがありますので、甲板に上げておくほうが安全でしょう。

船員さんのアドバイスでは、毛布を準備していてあげるといいとのことでした。

おわりに

フェリーさくらⅡに実際に乗ってみて感じたのは、まずトラックの利用率がとても高いということです。4ｔ～10ｔのトラックが多く乗りますので、車両の台数制限にはすぐに達してしまう可能性もあります。早めに乗船予約を取ったほうがいいでしょう。

客室は狭いのですが清潔ですし、乗船定員が少ないので人的ストレスが少ないと感じました。（私けっこう神経質なものでｗ）

長崎ー五島・福江間で引っ越しや出張などで車両を運ぶなら最安値のフェリーさくらⅡを利用してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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漁師

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福岡県から五島市に移住して、離島の静けさやキレイな海、活き活きとした魚達に日々触れて、自分自身が五島列島の魅力を感じながら生きています。