4月五島福江島遠征|春マサ攻略・沖磯ロックショアゲーム|ヒラスズキ・平政

春マサ攻略
morio

不定期でこのブログにお邪魔してます、Syoです!

syo
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今回は、春の産卵前に釣れる大型のヒラマサ、通称「春マサ」を狙って、4月下旬の福江島でショアプラッキングに挑戦してきました。

遠征中は連日の雨…。

「瀬渡し天水」の船長(morioさん)からの事前情報でも、オオマサのヒットはあるものの、1日で1回チャンスがあるかどうかの状況とのことで、当日は様々な状況に対応できるように大小様々なルアーとタックルを用意して挑みました。

それでは早速本編に入ります!

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沖磯ロックショア・春のヒラマサゲーム1日目

Day①・4月下旬(中潮)天気:雨

沖磯釣行1日目は南東のどえらい爆風(笑)とのことで、風を避けることができる久賀島方面に案内していただきました。

私も攻めたことがないエリアということもあり、グーグルアースの航空写真を参考にして、どう攻めようか考えていました。

水温は沿岸で17~18度程度とヒラマサ狙いには少し低いようでした。

瀬上がりしてみると、風裏のエリアなのに風が回り込んで横から強く吹きます。風表はどんだけ爆風なんだ…(汗)

ポイント到着後、まずはメタルジグで水深を確認します。フルキャストで20メートル程度とジグ、プラグ両方やりやすそうな水深です。

しばらくジグで調査して反応がないので、次に私の好きなラピート190fを投げてみます。

天気は曇天、プラグがハマりそうな状況です!しかし、朝マズメの上げ潮の流れが効いているタイミングでは反応なしでした…。

しばらくしていると、今度は流れが変化し、下げ潮が効いてきました。下げ潮は私が立っていた釣り座の右から足元に当たって左へ沖方向に払い出す流れ、凄く釣れそうです!

玄魚岩

しばらくルアーを投げていると、着水からすぐドカン!と水面が爆発!

しかし重みが乗らずミスバイト!確実にメーター超えている魚体でした!

モンスターがおる!と思い、気を引き締めて投げていると、最初のバイトから30分経ったぐらいで、またもラピードにチェイス!今度は足元まで追ってきたので、細かくロッドを動かして誘いますが、回収直前で見切られてしまいました。春マサを喰わせるのは中々難しいです。

ですが、思ったよりも大きいルアーに反応を示してくれることが分かり、PE6号クラスのタックルで粘れそうなので一安心です。

その後、私の中でラピードと双璧をなす大定番ルアー
「シマノ オシアヘッドディップ175f」を遠投して、海面から飛び出さないように丁寧なアクションで引いてくると…。

ドカン!と強烈なバイト!!

1回目では乗らなかったので、そのままアクションを変えず引いてくると2発目のバイト!今度は重みが乗りました!こいつはデカい!!

向こう合わせが決まったと思ったのでロッドを立てて体制を整えます!

しかし、フッと重みが消えてしまいました…。

あーー、やっちまった!

しっかりと合わせを決めてから竿を立てるべきでした、チャンスを活かせず大反省です(泣)

その後300メートルぐらい沖でマグロナブラや鳥山が沸くものの、射程距離には入らず、

1日目はキャッチ0となってしまいました。

チャンスを活かせなかったのは反省すべきですが、大型のヒラマサらしきバイトを2回貰えたことは収穫でした!

【ポイント①】

玄魚岩解説

沖磯ロックショア・春のヒラマサゲーム2日目

Day②・4月下旬(中潮)天気:雨

昨日の爆風が収まったものの、うねりが強烈に残っていたこともあり、福江島北側のポイントに瀬上がりしました。

瀬上がりしたポイントは、ユーチューブ動画でもテスターさんがオオマサを釣られていたポイントで、個人的にも乗ってみたかったこともあり、テンションが上がります!

狙っていた釣り座は、強烈な流れとうねりで朝は上がれなかったので、潮位が下がるまで本命ポイントから離れた釣り座でやってみます。

しかしこの釣り座、中々の曲者でした(汗)

鴨島

写真左側に人間が1人ギリギリ立てる激狭足場があったので、そこからルアーを投げることにしました。横のポイントへ動けるまではここで粘ることにします。

一帯は、平均してキャストした先が20メートル程度あると予想していたのですが、この釣り座の周辺は水深が浅く沈み根がありそうです。沈み根は朝のヒラマサ狙いで最高のポイントになるので、その周辺を狙っていきます。

投げ始めて5投目、沈み根の上に差し掛かったところで眠気を吹き飛ばす爽快なバイト!

昨日の反省もあり、強めにフッキングを決めました!

オオマサ狙いの強いタックルなので強気でファイトします!ゴリ巻きで早めに勝負を付けました!

しかし、うねりと強烈な潮流で魚が海面で動き回ってギャフが打てずランディングに苦戦します!

しょうがないので海面近くで魚の口にフィッシュグリップを入れて、無事ランディング成功!バラすんじゃないかとヒヤヒヤしました…。

ヒラマサキャスティング

80センチ、4~5キロくらいのヒラマサでした!

その後しばらく探って反応がなかったので、潮位とうねりが下がったタイミングで本命ポイントに移動してきました。

期待通りの良いポイント!流れは左から右へ速い潮が流れています。

先端から左がワンドになっていて、サラシもいい感じに出ており、銀色のヤツは確実に釣れそうです。

早速ミノーを打ち込むと、サラシの中からヤツが出てきました!

お気に入りのトゥルーラウンドを払い出しの流れに乗せて止め気味に泳がせていると…。

鴨島ヒラスズキ

60センチ後半くらいのヒラスズキでした!五島のヒラスズキは背中が黒い回遊の個体が多く、見た目も最高にカッコいいです!

一通り探り終えたので今度は青物を狙ってみます。雨が予想以上に強かったので瀬の隙間に避難しては投げ、避難しては投げを繰り返しました。

すると、流れの中からモワン…と青物らしき波紋が!結構大きそうでしたが、見切られたのか乗らず、惜しい!

雨と闘いながら釣りを続けていましたが、残念ながらタイムアップとなってしまいました。

渋い状況でも何とか1本出せたことは素直に嬉しかったです!

【ポイント②】

鴨島解説

沖磯ロックショア・春のヒラマサゲーム3日目

Day③・4/下旬(中潮)天気:曇り

この日は船長さんの提案で、新規ポイントの開拓で今は無人島となっている「黒島」エリアを調査することになりました。

瀬上がりしたのは、黒島地磯から少し離れた大きな瀬です。付近は浅く、遠投しても10メートルあるかどうかのポイントです。瀬上がりしてすぐ、薄く広がる足元のサラシにミノーを通してみます。

ビシャゴ岩

すると、足元でヒラスズキが丸見えバイト!正直食ってくるとは思っていなかったので驚きました!

これはヒラスズキ釣れるぞ…!と思ったので、瀬周りの目ぼしいポイントにルアーを打ち込んでいきます。

目の前に大きい離れ瀬があり、サラシも適度に出ているポイントを発見!

ビシャゴ岩

これはいる!と思ったので、離れの先端目がけてキャスト!巻き始めてすぐ当たり!

フッキングしますが乗らず!今回バラシてばっかりです(笑)

その後、青物にシフトしましたが、潮の流れも穏やかになっていき青物の雰囲気も薄れてきたので瀬替わりさせていただきました。

(船長さんは島周辺で船からのキャスティングでヒラマサを仕留めていました!)

ラピード190

【ポイント③】

黒島、ビシャゴ岩

瀬替わりした先は、一帯がドン深のポイントでした。ここは一度乗ったことがあり、下げの流れでヒラマサを仕留めた経験があったので、後半戦気合いを入れて投げていきます。

小モーツ瀬

ローライトで今にも喰いあげてきそうな状況なのに、期待とは裏腹にチェイスすらありません…。ジグでもかすりもしないので半ば諦め気味でした。

回収時間も近くなり、あまり投げていなかった浅瀬にルアーを投げてみました。

「そろそろ回収かなー」と船長さんが走ってくるであろう方向をよそ見していると、急にロッドが引っ張られました!

なんだ?と思ってルアーの方を見てみると、海面にヒラマサらしき魚体が見えました!

「うわ!喰ってる!!」

人生で初めてトップでよそ見バイトを食らいました(笑)

そこからは瀬際での攻防!両サイドを瀬で挟まれている立ち位置になるので魚が両方の瀬に突っ込みまくります!

魚体はそこまで大きくなかったのですが力は結構強いです!昨日ヒラマサをゴリ巻きでねじ伏せたロッドがきれいに曲がります!

潜らせるか!とスプールを掴みロッドを曲げてヒラマサの突っ込みに耐えます!

スリリングなやり取りを続けていると、魚も観念したのか水面に浮きました。落ち着いて空気をたっぷり吸わせて用意していたギャフを打ち込み勝負あり!

4月ヒラマサ釣り

4月平政釣り

体高のあるよく肥えたヒラマサでした!美味そう!

おわりに

最後まで何が起こるかわからない所も含めて、私はこの沖磯ロックショアゲームが大好きです!

今回は3日間通して天気には恵まれませんでしたが、天気が悪かったおかげで日中でもトップウォーターの釣りの楽しさを満喫することができました!

次回五島に来るときは、今回ルアーに乗らなかったオオマサを掛けてガチンコ勝負してみたいと思います!

最後までご覧いただきありがとうございました!

ショウゴ、ヒラマサ釣り

(最終日に釣ったヒラマサを一週間寝かせて食べました、絶品でした!)

ヒラマサの刺身

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