多魚種釣れるスロージギング!!魚の生態を詳しく解説|アカムツ・アマダイ

フィッシングスタイル、スローピッチジャーク
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この記事では

  1. アマダイ
  2. アカムツ
  3. キンメダイ
  4. マダイ
  5. ヒラメ
  6. タチウオ

の生態について掘り下げて解説していきます。

 

参考にしていただき釣果につなげてください。

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多魚種釣れるスロージギング!!魚の生態を詳しく解説

アマダイ

アマダイは外房から九州にかけての太平洋側、

日本海側では青森県から九州の西岸、瀬戸内海などの近海に生息する魚で,

京都では“グジ”と呼ばれる高級魚です。

アマダイ

同族(アマダイ)には、3種類いて、

  • 「シロアマアダイ」は、水深30m程度、
  • 「アカアマダイ」は水深60m程度から150m程度、
  • 「キアマダイ」は水深100m以上から300mの中深海に生息しています。

 

アマダイの生態

砂泥底を好み、穴を掘って巣をつくり獲物を狙っています。

基本的には巣の中にいますが、ベイトを追って海底から少し上まで上がってくることもあります。

体長は小さいもので20cm程度、

大きくなっても60cm程の比較的小型の魚です。

スロージギングでのアマダイ釣り

アマダイの釣りの時期は9月から5月までで、最も良い時期は晩秋から冬までとなります。

アマダイをスロージギングで釣る際には、海底から概ね3m程度でのスローピッチジャークで弱ったベイトを演出するか、あるいはロングフォールで誘うのが効果的です。

 

アカムツ(のどぐろ)

ムツに似た体型で、色が赤いところから、アカムツと名付けられていますが、実はこの魚はムツの仲間ではなく「スズキ科」の魚なんですね!

正式名称のアカムツよりも、”のどぐろ”の名称で良く知られるようになった魚で、のどの部分が黒いのが特徴となっており、赤いダイヤなどとも呼ばれています。

アカムツ

 

関東から新潟より南の沿岸部に生息し、特に日本海に多く生息しています。

 

アカムツの生態

生息する深さは、100mから300m程度の中深海になります。

岩礁帯や砂利のある場所を好み、小さな群れを形成しながら、エビやカニ小魚などを捕食しています。

体長は、30cmから、大きいもので50cm程度に成長します。

 

スロージギングでのアカムツ釣り

一年中釣りを楽しむことができますが、釣りに適しているのは産卵期の6月から10月となります。

アカムツのスロージギングでのアクションは、スローピッチジャークとロングフォールの組み合わせが有効と言われています。

 

キンメダイ

キンメダイは日本近海では、北海道の南部から沖縄までに広く分布していますが、特に伊豆諸島周辺は魚影も濃く、漁獲量が多いので有名です。

キンメダイ

キンメダイの生態

体長は40cmから60cm程度で、ひときわ大きな目が特徴となっています。

深さ200mの中深海から800mの深海までの岩礁域に分布していますが、夜間には浮上してくるという性質ももっています。

海底から数mから数十メートルを泳ぎながら、ベイトとなる小魚などを捕食しています。

 

スロージギングでのキンメダイ釣り

キンメダイの釣りの季節は、1月から4月までの冬から春、そして9月から年末までの秋から冬です。

中深海から深海までが生息域となるので、深さによってタックルを変える必要がありますがスロージギングで釣る際には、海底から数メートルを中心に、スローピッチジャークやロングフォールを繰り返すと効果的です。

 

真鯛

日本沿岸に広く分布し、太平洋沿岸では北海道から九州まで、北海道以南の日本海に生息しています。

水深30m程度の近海から200m程度の中深海までが生息域であり、岩礁や砂地の底付近で暮らしています。

フィッシングスタイル、マダイ

マダイの生態

体長は最大で120cmに達するものもおり、大型のものほど釣り人には好まれます。

真鯛は、春先から冬にかけてほぼ1年中釣りを楽しむことができる魚です。

底付近にいる魚なので、そこを中心として海底から10m程度で、スローピッチジャークやロングフォールを組み合わせることで真鯛を誘うのが効果的です。

 

ヒラメ

ヒラメは北海道から九州沿岸のほぼ日本中に生息する良く知られた魚で、食味も良いので人気があります。

ヒラメ

ヒラメの生態

サーフからのショアジギングが人気のヒラメですが、生息する深さは水深20mから200mと幅広く、成長するにつれて沖合に生息域を映していく魚です。

5年で70cm程度となりますが、大きいものでは1m、10kgまでに成長するものもおります。

砂地に住み、砂地の色に擬態しながらベイトとなる小魚や甲殻類などを捕食しますが、中層を泳ぎながらベイトフィッシュを捕食することもあります。

釣りの季節は秋から冬ですが、特に冬は脂がのりおいしい季節です。

冬には、北部からベイトとなるイワシなどを求めて大型のヒラメが南下してくることもあり、特に大型を狙うことができる季節と言えます。

 

スロージギングでのヒラメ釣り

船を用いたスロージギングでも格好のターゲットとなっています。

ヒラメは、海底の砂地に生息する魚なので、海底を中心としたアクションを行うことをおすすめします。

メタルジグが着底した後、スローピッチジャークを繰り返して、弱ったベイトを演出するのが良いでしょう。
ロングフォールを組み合わせるさらに効果的です。

 

ヒラメはフォールの際にかかることが多いので、ロングフォールも有効なアクションとなります。

海底から数mから10mまでの範囲で、スローピッチジャークや、ロングフォールを繰り返すと効果的にヒラメを誘うことができます。

 

 

タチウオ

北海道から九州まで日本近海に多く生息しており、大きいものは1m以上に成長します。

タチウオ

タチウオの生態

水深の浅い場所でも釣ることはできますが、多く生息しているのは水深50mから200m付近で、船釣りに向いているターゲットです。

タチウオは1年中釣ることができる魚ですが、9月から10月くらいが比較的に釣れる時期です。

また冬になると大型が良く釣れるので、大型狙いの人にはおすすめです。

スロージギングでのタチウオ釣り

タチウオは早い動作のジギングが良いとされていますが、これは活性の高い時で、活性の低い時はスロージギングが良いとされています。

 

タチウオは、ベイトを捕食するのがあまり上手でないので、スローピッチジャークとロングフォールを組み合わせることで、狙ってみてください。

おわりに

タチウオ

ご紹介した魚のほかにも、

イシナギやマダラなどもスロージギングで釣れる魚なので、ぜひ挑戦してみてください。

 

基礎からわかるスロージギングで釣れる根魚の種類|生態や生息域紹介

根魚とは別名「ロックフィッシュ」とも呼称されており、主に海底の岩場周辺に生息しベイトフィッシュなどを捕食している魚のことを指しています。

この記事では根魚の生態について掘り下げて解説していきます。


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