年の瀬遠征釣行in五島列島福江島|冬の沖磯でロックショアヒラマサ・マイクロベイトパターン攻略
今回も五島列島福江島にてヒラマサ狙いで2日間釣行してきましたので、その内容を紹介させていただければと思います。
今回は2023年も終わりに近づいた12月下旬の釣行となりました。
状況としては、先週まで大寒波の影響で、めったに雪の降らない長崎でさえ積雪するほど冷え込んでおり、「今年のヒラマサシーズンも終わりかな…。」と内心考えていました。
しかし、12月の下旬は日により北西の季節風は吹くものの天気に恵まれる日が多く、偶然時間も確保できたので急遽遠征を計画しました。
(当日は天気が良すぎて、日中ラッシュガード1枚で釣りができたほどで「本当に12月なのか…。」と感じるほどでした)
今回も、五島福江島の「瀬渡し天水」さんにお世話になりました。
船長さんからの情報によると、青物は小指サイズのキビナゴをたらふく食べていて、マイクロベイトパターンになりそうとの話でした。
冬の沖磯ロックショアヒラマサゲーム【1日目】
Day1(12月下旬・大潮)
初日は福江島南側の磯に上がりました。
場所の特徴として、足場は高く、狭いものの、水深はフルキャストで30m近くあるドン深。
潮は上げ潮が釣り座の横を左から右にかすめていくように流れていました。
イメージとしては、図のような感じです。
事前情報通り、瀬際の流れのヨレには3センチ程度のキビナゴが確認できます。沖にも潮の流れに乗って、時折ベイトが回遊してくる様子が見られます。
まずは、お気に入りの「マリア ラピード190F」で様子を探っていきます。
すると5投目にチェイス! が乗らず、すぐピッチが短い細かなアクションに変えると青物らしき魚がルアーを奪い合うようにしてヒット!
あれ?全然潜らない…。
正体はヤズ(ブリ)でした(笑)
ヤズでも青物がトップに出てくれるのは素直に嬉しいです!
この後しばらくトップを投げ続けますが、反応が無くなったので朝マズメの時合のうちにメタルジグを試してみます。
キャストした先はドン深なので、120gのジグでも着底には結構時間が掛かります。
ボトムからシャクリ上げてくると、底から10シャクリぐらいでモヤモヤーっと違和感!
これは何かいるなと思ったので、今度は少しフォールの時間を長めにして誘います。
すると、ドスン!と重みが竿に伝わりました!
すかさず合わせを入れて、リールと竿の力で浮かせに掛かります!
魚も体感で5~6キロほどありそうな重量感で、ドン深の海底から上げてくるだけで腕がパンパンになります(汗)
正体は青物のようです!足元はストンと落ち込んでいますが、左の張り出しに魚が突っ込みます!
走らせてたまるかと竿で制御し、何とか浮かせることができ無事ランディング!
ギリギリ、ブリと言ってもいいサイズでした!丸々と肥えていて美味しそうです!
ヒットジグは「コルトスナイパーロング 120g」↓
その後、潮止まりの時間となり反応も薄くなってきたので、先日仕入れてきた新兵器を使ってみます。
ジャンプライズ ぶっ飛びスプーン38g
イサキやヒラスズキにも効きそうです。
瀬際に沈めてシャクっていると根魚やフエダイ系の魚が遊んでくれましたよ。
しばらくすると下げ潮のタイミングになったので、再度青物狙いにシフトしました。
しかし上げ潮の釣り座にはまったりとした潮だけが流れ、青物が釣れそうな気配がありません…。
こんな時は昼寝!天気も良いので超快適です(笑)
起きて海の状況を見てみると、満潮の時には渡りづらかった裏側のポイントに渡れそうだったので移動してみます。
すると、いかにもヒラマサが飛び出してきそうないいポイントがありました!
流れはこちらに向かってくる当て潮、水深は周辺より浅く10~15メートル程度です。
それならトップでしょ!ということで、朝にヤズ(ブリ)を釣ったダイビングペンシルを投げ込みます。
2投目、波っ気のない水面が突然爆発!
うおお!出た!乗った!!
すかさずフッキングを決めると、魚はこちらに目がけて潜りながら突っ走ってきます。
足元にはラインを切られそうな瀬などは見当たらなかったのですが、念のため多少強引にファイトします。
魚体が見えてヒラスと確信、よし!と思ったのもつかの間、ギャフを元いた場所に置いてきたことに気づきます。
今回のポイントは水面から高さがあるので、魚を抜き上げると身切れでバラしそうでした。
そこで、魚にしっかり空気を吸わせて動きが鈍くなるまで待ち、口元にフィッシュグリップを掛け、無事キャッチ!
推定5キロぐらいのヒラマサでした!
日中、凪の水面をカチ割って狙い通り出てきてくれて最高に興奮しました!
その後、同じポイントで粘りますがここでタイムアップ。
初日は
- ヤズ2匹
- ヒラマサ1匹
の釣果となりました!
マイクロベイトを偏食している魚。トップに出すのが難しい中で青物をキャッチできたのは個人的にも収穫でした!
2日目に続きます…。
釣行二日目
Day2(12月下旬・大潮)
2日目は12月の上旬に1メートルオーバーのヒラマサを仕留めた瀬に瀬上がりしました。
状況としては、北西風が少し強めに吹いており、海面が多少波っ気立っていてトップで釣れそうな状況です!
しかし、
おかしい、、
チェイスもない、、、
結果としては、ボウズでした(泣)
回遊魚狙いなのでこうなることは慣れっこなのですが、1日投げ倒してボウズは結構キツイですね(汗)
渋い状況でも何とか1本引き出せるようになりたいものです。
しかし、魚は釣れなくても、五島の1級ポイントでルアーを投げているだけで楽しくなれるほど沖磯の釣りは魅力にあふれています!
これからの時期は、釣れる青物がヒラマサ+ブリが混じるような状況となります。
次の遠征は、冬場のヒラスズキか、春のヒラマサ、ヒラスズキ、マダイ狙いで計画してみようと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
今回、お世話になったのは福江港から一番近い場所にある瀬渡し船「天水」です!
ぜひ一度ホームページもチェックしてみてください。↓↓
【syo’S TACKLE】
(青物用ヘビータックル)
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ルアー
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