急深サーフでショアジギング!青物の釣り方のキモ!!釣れない人必見☆和歌山穴場釣りポイント

フィッシングスタイル、ショアジギング
morio

 

古より広がる海 ただこの海を釣る あるがままなり hideです。

 

1年を通して 釣りのジャンルをとわず 様々な魚を狙っていますが、近年は 青物をターゲットにした釣行(ショアジギング)が 多くなっています。 

そして、青物の中で狙いを絞るのは、どうしても ヒラマサと カンパチになることがほとんどです。

別にブリが嫌いというわけではなく、私にとってブリは、

「ヒラマサじゃなかったぁ」

「カンパチじゃんかったぁ」(カンパチではなかったぁ)

のように ちょっとハズレ的な存在なのです。(ゴメンナサイ・・・笑。) 

 

やっぱり、ヒラマサやカンパチの方が 釣趣が良く、格上的?な存在で(本当にゴメンナサイ・・・笑)

少しでも強い魚に魅かれる というだけの、個人的な思い込みなのです。

 

しかし、年に数回「寒ブリ狙い」オンリーで 出撃するときがあります。

その時というのは、私の家族(奥様)から 「寒ブリが食べたいなぁ」と、リクエスト(沈黙の命令、圧力)された時なのです。 

 

余談ですが、数年前に 正月の釣行で 立派な寒ブリを2匹持ち帰ったときに、

  • お刺身
  • ブリしゃぶ
  • ブリの照り焼き
  • ブリ大根
  • カマの塩焼き

ブリ料理

など、寒ブリづくしを堪能してもらい、それがたいそう お気に召されたようで 毎年、お正月前後になると

「あ~ 寒いね~。寒ブリ食べたくなってきたなぁ~、ねェー」と チラ見一閃で瞬殺、即ジメです。

 

少し固まっていると「なんか 死んだ魚の目みたいになってるよ~」と、とどめの神経抜き までされそうな勢いで 追い込まれます・・・(泣)。 目が笑ってないんだよなぁ・・・(寒)。

 

それと、奥様は 自分の父親が 腕の良い割烹の料理人でありながら、魚をさばいたこともなく 気持ち悪がって さばこうともしません。

なので、週一の休みしかない私は、釣行後 夜遅くに帰宅して、道具類の片付けや メンテナンスをした後に お風呂に入り(もうこの時点で日をまたいでいます)

晩ご飯を軽く一人で食べた後、明日も朝から仕事なのに(あぁ~もう今日ですね)、ここから 釣ってきた魚をさばき、ある程度の処理をして チルド庫に寝かせてから 就寝します。

 

奥様の言い分は、釣ってきた魚を自分でさばいて料理し、食べさせてくれるまでが釣り。

と、おっしゃっておられるので、仕方なくそうしています。

 

でも 言いなりというのがしゃくにさわるので、一度 反撃して イタズラしたことがあります。 

それはいつだったか いつものように帰宅してから 魚をさばいているときに、カマの塩焼き用にと まな板にブリの頭をのせて まだチルド庫にスペースがあるか確認すると、いっぱいで入るスキがなかったので あきらめて生ごみに出そうとしました。

その時、意地悪そうな顔で言われた言葉を思い出し、復讐心に火が付きました。

 

私は キッチンカウンターの上にまな板を置き、その上に 巨大なブリの頭を二つ「ドスッ、ドスッ」とまるで ひな人形のようにまつって そのまま放置して 寝てやりました。

 

翌朝 案の定、家中に 「キィヤ~~」と奥様の悲鳴が響きわたり、次の瞬間、階段を勢い良く上ってくる音が聞えたと同時に、2階で寝ている私の部屋に飛び込んできて 「キィエーイ」と訳の分からない奇声を発しながら 私に ジャンピング・ニイ・ドロップ

丁度、尾てい骨に クリーンヒット。その攻撃で筋がちがったのか しばらく動けない。

ダメージを回復させてから リビングに降りてくると、そこには やりきった感のある 落ち着いた表情の奥様が、テレビを見ながら紅茶を飲んでいました。

 

何か違和感を感じながらも ふと カウンターに目をやると、なんとブリたちの頭に 私のボクサーパンツがかぶせてあり、平静を装った声で「仕事行く前に ちゃんと片づけていってね~」、笑いをこらえているのか 少し声が上ずっているような。

完全にしてやったりのはずが 右ストレートを見事なカウンターでKОです。

さすが奥様、オチャメなことをやってくれます。(ちなみにパンツも洗わせて頂きました。)

そんなエピソードもあり、今は心を込めて 料理をさせていただいております。

 

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「寒ブリが食べたいなぁ」 サーフは俺の漁場

何にせよ「寒ブリ」名指しの 依頼なので、確実に獲れるフィールドへの釣行となります。

 

和歌山・急深サーフ

私がセレクトして いつも足を運ぶのは、

急深サーフ[煙樹ケ浜]です。

和歌山サーフ煙樹ケ浜

 

ここは 和歌山でも屈指の 大規模なゴロタ浜で、外洋に面しているのはもとより ドン深な地形が 特徴です。 

 

そのため 魚種も豊富で、天候や潮の良し悪しによって 本命が不発でも その他の魚影も濃く 何かしら釣れるフィールドです。

現に私は ここへの メジロ~ブリ狙いの釣行で、結果を出せなかったことは ほとんどありません。(辛いことは忘れるタイプです・・・笑。)

 

時期的なことや 潮回りなどによってばらつきはありますが、このサーフが他と違うところは、「ナブラ」のたつ頻度が かなり多い ということです。 

回遊魚にとっての 地形的優位性があると思われます。

しかも、岸近くで ナブラがたつことが多く、ベイトとなる小魚が青物に追われ 逃げ場を失って 波打ち際に打ち上げられる現象も 頻繫に見られます。

そのようなときには メジロやブリが、横っ飛びで海面を割り ベイトに襲いかかる姿を、間近で確認することも容易です。

ナブラ

いろいろなサイズの 大小の群れが 入れ替わりに回遊してくるので、朝マズメがノーバイトであったとしても 昼から突如、 あたり一面で「ナブラの嵐」がおきて、いきなり爆釣モードに突入するということも 何度も経験しています。 

いくつかの条件が重なったからだとは思いますが、その条件がそろいやすい とも解釈できます。

どちらにせよ こんなスーパーサーフ”はそうそう無いでしょう。

 

サーフでのナブラの狙い方

静岡

私は ナブラが立つと その真ん中にルアーを通すのではなく、ナブラの際を意識して通すようにしています。

その場合は、ミノーでスロー気味に攻めます。

 (もし、ルアーが真ん中に行ってしまったときは速巻きか、アップテンポの連続トゥィッチで見切られ対策をします。) 

際をスロー気味に攻めると、その群れの中の 最大個体が食ってくると 個人的な経験上に基づき、そう考えています。

 

 また、これはこの場所だけではなく、例外はあるにせよ 全てのフィールドにおいて共通性があると 考察しています。

 

やはり サーフというフィールドは、ロックショアに比べると 正直言ってあまり魅力を感じないですが、私が個人的に 釣りに対して必要かつ重要で根底にあるものは、イメージすること、予測(推察)することだと思っていますので、何の変哲もないようなサーフで 手がかりになる情報を探し、それをもとにしてポイントを絞り込んだり どう攻めるかを決めたりして 釣果に結び付けていく、これはどのようなジャンルの釣りに対しても 必要不可欠なことであり、自身のスキルアップには 必ずプラスになる要素であると思っています。

 

サーフはいろんな釣りを試せる絶好の場所

ショアジギング

私としては、サーフには ストラクチャーやハエ根などの障害物がないので、細糸でのやり取りの練習や(獲れると思う範囲内で)、いろんなルアーのアクションを確認したり、そのルア-アクションの操作を練習したり、キャストフィールなど 普段の釣行で 疑問に感じていることや、自分の苦手としていることを試したり 修練を重ねる 良い機会にしています。

 

このサーフの私のタックルは

  • ロッドがミドルテーパーに近いもので レングスは110ft
  • リールは 4000番を使用し
  • PE1.5号(プラグをキャストするので飛距離を稼ぐため)の細糸で、
  • リーダーは30~35lbです。

 

午前中は表層を意識したプラグを使用し、反応がなく魚気もなければ 午後からは軽めのジグを使用します。 

このセッティングで ブリクラスは必ず獲れますし、今までここで 何本もブリをあげましたが、ラインブレイクしたことは一度もありません。

ブリは 重量はありますが、根には走らないので(元々サーフには根がないし) フックアウトに注意して 竿サバキで魚の体力を削り(とにかく魚の動きをよく見ること)、いけると思ったらちゅうちょなく 波のタイミングに乗せて 一気にずり上げる。

そして 釣り上げた後が一番大事で、PEにキズが入っていないか ラインシステムの強度は大丈夫か リーダーは・・・、と必ずチェックすることを忘れないことです。 

 

ショアジギングでバラしを徹底的に減らす方法

 

もし、少しでも 不安な箇所があれば、即 カットしたり 交換したり システムを組みなおします。 自分の不注意や怠慢で 魚をバラし ダメージを与えることは、アングラーとして 一番してはならないことであり、最低限のマナーだと思っています。 

 

私の釣行先は、地磯や沖磯が多く そのようなフィールドで会うアングラーの方は、意識が高く「見習わないといけないな」と思うことが 多々あります。 しかし、まだ始めて間もない方などは、こういう事を 誰から教わるものでもないので、分からないと思います。

なので、基準を釣り人側からではなく 海や、自然環境、魚の存在を基準にして、楽しい釣りを 長く続けていってほしいです。 すみません、ラインブレイクの話に戻します。

 

ラインブレイクが原因でバラす大半は、ラインチェックを怠っていたり 気づいてはいても交換するのが面倒で そのままキャストし続け、そんな時に限ってそこそこの魚がかかり、ラインがとぶ。

私も最初のころは、フックやラインチェックのルーティンが完全に身についておらず、特に魚を釣りあげた後は 気持ちも高揚しているので、「ヨシッ次、もう一本」と、チェックを忘れることも少なくありませんでした。

何度か イタイ目にあいました。これは私の落度であり 無意味に魚を傷つけてしまったことを、深く反省しました。あの頃は必死だったので 心に余裕が無かったのでしょう、現在では「釣れても、釣れなくても平常心…(笑)」。まあ、釣れないことに 慣れすぎたのかもしれないですねぇ 釣れる時は釣れるし、釣れない時は釣れないで、いいように思えてきました。

 

釣果アップのキモ・サーフでは釣れる周期を探す

 

このサーフは、時間帯によって 大まかな周期があります。

水温の高いときは、その他のサーフと変わりなく いろんな群れが次々に入って来て、ナブラも乱発する感じですが、寒の時期にはいると、朝マズメから昼までを区切って 何時ごろと、何時ごろ、みたいな感じで、昼から夕マズメまでが 何時ごろと、何時ごろ というように手記に書き留めた時間帯に、潮との関連性も含めて 大きな周期があることが解ります。

 

なので、いつもお昼前までには 1~2本は、上がっています。いつものパターンだと、そこから 休憩、お昼ご飯をはさんで いろんなルアーのアクションチェックをします。

大体 数にして、15~20コは試します。 魚のほうは、この時点でナブラ打ちに徹します。 単発の小さいナブラは、時間帯に関係なく 所々でたつので 油断はできません。

もしナブラがたつと、その時に試しているルアーをキャストして、どんなタイプのルアーであっても 食わせる努力をします。 時には、そのルアーの用途や性質を完全に無視した動きで 食わせることもあります。

このような経験をしていると、新しい発見があったり、応用力が身についたり、自分自身が気づかないうちに 自然とスキルアップにつながっているものなのです。 次の釣行では、以前と違う何らかの形で現れているはずです。

 

おわりに

 

私にとって この急深サーフは、ブリがよく釣れて 裏切らないフィールドであると共に、良い修練の場であると思っています。

まだ 見落としていたり、知らず知らずのうちに避けているフィールドがあると思うので、これからは そんなフィールドにも 目を向けていこうと考えています。

 

皆様も 釣果が期待でき、おまけとして スキルアップセミナー付きのフィールドを 持ってみてはどうでしょうか 自分の釣りが 進化していくと思いますよ。

では、また。

 

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筆者プロフィール

 

 

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ABOUT ME
morio
福岡県から五島市に移住して、離島の静けさやキレイな海、活き活きとした魚達に日々触れて、自分自身が五島列島の魅力を感じながら生きています。
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